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【平幹二朗さん死去】考えられる死因とは―入浴中はリスクが増大

   

現在の月9「カインとアベル」に出演中の俳優、平幹二朗(ひら・みきじろう)さんが23日に亡くなりました。

突然の訃報に慎む声が多数寄せられています。

浴槽で亡くなる、考えられる死因はいくつかあります。

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平幹二朗さん

1933年11月21日生まれ、広島県広島市出身の82歳でした。

フジテレビ系のドラマ「カインとアベル」(月曜9時)にも出演中で、9月29日に行った2話の撮影時にはむしろ元気そうな様子だったとのことです。

このドラマの4話以降の代役は現在(10月24日)は未定です。

1956年俳優座座員となり、同年「貸間探し」で初舞台を踏み、その後、「千鳥」「四谷怪談」「ファウスト」などに出演し活躍されていました。

1998年には紫綬褒章を受章、2005には旭日小綬章も受章されています。

持病?

1987年には良性腫瘍である肺過誤腫で手術を受けていた過去がありますが、がんのような悪性のものではありません。

他、健康面での不安は、明らかにされていないだけかもしれませんが、目立ったものは無かったようです。

考えられる死因

浴室・浴槽で亡くなる原因はいくつかあります。

1.虚血性心疾患

虚血性心疾患とは、心臓の筋肉、いわゆる心筋に繋がる3つの動脈が何らかの原因で詰まり、そこから先の心筋に酸素が行き渡らなくなってしまった状態のことを言います。

なぜ浴室や浴槽で起こりやすいのでしょうか。

寒い季節になると、浴室は寒くなります。

しかし部屋は暖かくしてあることが多く、暖かい部屋から寒い浴室に向かうことで、体の表面の温度が一気に下がります。

すると体は、これ以上体温を下げまいと血管を収縮させ、一気に血圧が上昇します。

血圧が上昇すると、血管の中にはり付いていたコレステロールや脂肪などの物質でできたどろどろになった血液の塊(粥腫(じょくしゅ))が剥がれ落ち、細い血管で詰まります。

加齢や生活習慣などが原因で動脈硬化が起こっていれば、血管を広げることができず、そのままそこで血栓を形成してしまいます。

結果、心筋に酸素が行き渡らなくなってしまうのです。

このように、急な温度変化により体が異変を起こすことをヒートショック現象と呼び、冬(11月~3月)の間は多くの高齢者がこの現象により亡くなっています。

サザエさんの波平役として活躍されていた声優の永井一郎さんも、浴室で虚血性心疾患で亡くなっています。

2.脳血管障害

こちらも上記のヒートショック現象が原因で起こる病です。

血管が詰まる場所により症状が違ってきます。

脳で血栓ができると、脳梗塞などの脳血管障害となります。

また、熱いお湯に入ると交感神経が優位になり、血管が更に拡張し血圧が上がります。

このように血圧が急激に上がることによる脳症や脳出血の危険性もあります。

3.溺死

暖かいお湯にずっと浸かっていると、ぼーっとしてきて眠くなったことはありますか?

実はこれは脳が酸欠状態に陥っており、失神、気絶寸前になっているのです。

そのまま気を失うとお湯に顔が浸かるのですが、普通、溺れかかると体が危険を感じ起き上がります。

しかし、睡眠不足やお酒を飲んだ状態であると、起き上がる力が失神する力を下回ってしまい、そのまま起き上がれず溺死してしまうことがあります。

湯船にぼーっと浸かっていると、これ以上体温を上げないように血管が拡張し、血圧が下がります。

そうすると脳に血液が行き渡らなくなり、脳貧血を起こします。

その結果失神を起こし、溺死や転倒事故に繋がるのです。


 

死因は不明で調査中とされています。

平幹二朗さんのご冥福をお祈りします。

 

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