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【石巻3人殺傷事件】元少年死刑確定に賛否両論―実名(本名)報道も

      2016/09/25

今から6年前の2010年2月、宮城県石巻市で2人を殺害した罪に問われていた元少年、千葉祐太郎被告(24)に死刑が確定しました。

初の平成生まれの死刑囚となりましたが、ネットでは賛否両論です。

実名(本名)での報道もされはじめました。

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石巻3人殺傷事件概要

2010年2月10日午前6時40分頃、石巻市の元解体作業員の少年A(当時18歳)が、東松島市の無職の少年B(当時17歳)を共犯に、石巻市内にある元交際相手の少女(当時18歳)の実家に押し入り、2階で寝ていた少女の姉(当時20歳)と少女の友人の女子高生(当時18歳)を刃渡り約18センチの牛刀で複数回刺して殺害。さらに、その場にいた男性(当時20歳)の右胸を刺し重傷を負わす。その後、少女の左脚を刺し無理やり車に乗せて現場から連れ去った。その後車を変えて逃走するも同日午後1時過ぎに少年2人は同市内で身柄を確保され、未成年者略取と監禁の容疑で現行犯逮捕された。少女は軽傷のまま保護された。

同年3月4日、宮城県警石巻署捜査本部は少年らを、民家に侵入し女性2名を刺殺、男性に重傷を負わせたとして、殺人・殺人未遂などの容疑で再逮捕した。

出典:wikipedia

千葉祐太郎の生い立ち~事件まで

主犯格の元少年、千葉被告は1991年生まれ。両親は被告が5歳の時に離婚しました。母親はその翌年に再婚し、妹も生まれます。しかしその再婚相手とも離婚します。

その後別の男性と交際しはじめたころから、被告は母親から拳で殴られるなどの暴力を受け始めたといいます。

そして母親は交際相手の男性から暴力を受け、けがとアルコール依存症で入退院を繰り返すようになり、小学5年のころから祖母と暮らすようになったといいます。

その複雑な生い立ちから「家庭愛に飢えていた」という元少年。

しかしその一方で、当時少女であった交際相手の顔にたばこを押しつけるなどの暴力を振るっていました。少女との間には生まれたばかりの娘も居ました。

少女は千葉被告の暴力から逃げるため実家に帰っていましたが、千葉被告は少女を力ずくで連れ戻そうとし、事件は起きてしまいました。

ちなみに、一緒にいた少年Bは殺人ほう助罪で有罪が確定しています。

元少年死刑確定を受けて

7年前の2009年から始まった裁判員裁判の中で、少年への死刑が確定したのはこれが初めてです。

ネットでは

  • 殺人は殺人。明らかな殺意があったのならば年齢は関係ない。死刑で当然。
  • 市民感覚が反映された結果
  • こういうことが「事件の抑止力」になってしまうことは残念。事件を起こさないことの方が大事
  • 殺人事件に関しては少年法を適用すべきではない
  • 犯罪の抑止力にはならないと思う

など、少年法や死刑制度について考える人が多くみられました。

実名報道

NHKでも実名報道されています。

少年法を重視し、社会復帰、更生の余地を残すために原則匿名で報道していたメディア各社でも、事件の凶悪性や世間の関心度の高さ、死刑が確定し社会復帰が事実上不可能となった今、本名で報道され始めました。

殺人犯は年齢関係なく初めから実名報道すべき、という声も多く聞かれます。

少年法が改変されるきっかけとなるのでしょうか。

今後の動きに注目です。

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