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【大口病院中毒死事件】犯人の動機は―内部犯、外部犯、割れる意見

      2016/12/16

神奈川県横浜市神奈川区にある大口病院で発生した、男性入院患者の点滴に異物が混入され、中毒死したこの事件。

犯人は未だ分かっていません。

謎なのは犯人の動機、そしてその犯人は病院内部の人間なのか、外部の人間なのか、意見が割れています。

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事件概要

事件は2016年9月20日の午前4時頃、入院していた88歳の男性入院患者、八巻信雄さん(88)が亡くなったことから発覚しました。

男性患者が亡くなった後、看護師が残った点滴類の処置中に点滴剤が泡立っていることに気づき、おかしいと感じたため担当医に報告しました。

その後、病棟スタッフが集まり協議、そして警察に報告したとのことです。

死亡した男性を司法解剖した結果、点滴に界面活性剤(界面剤)が混入されたことによる中毒死だと判明しました。

この界面剤は逆性せっけんを主成分とする消毒液で、殺菌作用が多く含まれるものだと判明しました。この消毒液は院内に置かれているものでした。

またこの病院では今年に入って不審な出来事がいくつも発生していました。

  1. 4月にナースステーションにかけてあったエプロンが何者かによって切り裂かれる
  2. 6月20日には患者1人のカルテが数枚抜き取られる
  3. 8月には病院スタッフのペットボトルに入った飲み物に、針のようなもので穴をあけられ、漂白剤と思われる異物が混入される
  4. 9月18日以降、八巻信雄さんの他に80代~90代の男女の患者が計3人死亡

これらも、今回の事件もすべて同じ4階で起こりました。

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内部の人間の犯行か?

大口病院では午後5時~午前8時に警備員を表玄関に配置しています。

午後5時には裏口を施錠、午後9時には表玄関も施錠し、それ以降は原則的に関係者以外の出入りはできないようになっています。

そして異物が混入していた点滴袋には目立った傷や穴はありませんでした。

このことから点滴袋の点滴用の針を刺す部分↓

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出典:http://goodluckcat.blog40.fc2.com/blog-entry-8.html

から注射器で異物を混入させたのではないかと考えられます。

このような方法を取れるのは医療関係者以外では考えにくい方法です。

追記:このゴム栓にはプラスチック製の封がされており、その上から異物を混入、未開封

まず注射器や注射針は一般的には手に入りません。

すべて病院内でそろいますが、注射器や注射針の保管場所を知っていなければなりません。

それを知っているということは、やはり内部犯行ではないかと疑われる要因の一つです。

病院側は院内犯行も否定できないとしています。

外部の人間の犯行か?

外部からの侵入者による犯行も否定はできません。

今回の事件で亡くなった男性患者の点滴は、3連休のため3日分が17日朝に準備されました。

ですので17日から亡くなる20日までの間に異物が混入されたと考えられています。

準備された点滴袋は4階のナースステーションに無施錠の状態で保管され、近くには界面剤成分を含む製品もありました。

点滴袋は机や洗面台の横に置かれており、巡回などで当直の看護師が不在となれば、その間は誰でも手に取ることができるという時間帯もありました。

犯行の動機としては、よほど病院に対しての恨みが強く、その恨みを晴らすためなどが考えられます。

愉快犯という可能性も捨てきれません。これは内部犯だった場合も同じです。


 

1日も早く解決することを祈ります。

そして他の病院も他人事とは考えず、管理体制やスタッフの心のケアなどをもう一度見直すことが急務ではないでしょうか。

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