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パククネ大統領はなぜ退陣(辞任)しないのか―弾劾、逮捕?韓国の今後

   

韓国の大統領朴槿恵(パククネ)大統領が一連のスキャンダルが原因で崖っぷちに立たされています。

支持率は急降下、20代の支持率は0%にまで落ち込みました。

ではなぜこの状況下で退陣しないのでしょうか。

弾劾裁判となる可能性もあり、今後の動きが注目されています。

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なぜ退陣(辞任)しないのか

韓国の最大野党の「共に民主党」は直ちに退陣せよ、という要求は出していません。

野党側が主張しているのは、国会推薦による首相に外交権も含めた全権を委譲させること(大統領権限代行)です。

そして青瓦台(大統領府)報道官も直ちに退陣しない考えを示しています。

もし今辞任したとすると、60日以内に次の大統領を決める大統領選挙を実施し、選出しなければなりません。

現在の韓国の与党セヌリ党は、人材枯渇が著しく、次期大統領候補の見通しも立っていません。

野党側も同様で、大統領選に現在出馬できる人物は文在寅(ムン・ジェイン)氏くらいです。

野党にとっても青瓦台にとっても大統領を中途半端に辞めさせられない現実があるのです。

弾劾裁判?

ここでの弾劾とは、検察機関による訴追が事実上困難な大統領を国会で追訴し、解任したり処罰したりすることです。

崔順実(チェスンシル氏が逮捕されたことにより、次々に明るみになるパククネ大統領の憲法違反の疑い。

弾劾推進の法律的条件が十分となれば国会は弾劾の手続きに入ることができます。

ただ、弾劾成立にはまずは国会在籍議員の過半数の弾劾案発議、そして弾劾追訴案が議決されるためには、3分の2以上の議員の賛成が必要です。

さらに憲法裁判所での裁判官9人中6人の賛成が必要となります。

このことから弾劾成立は難しいとの見方が強まっており、「秩序ある退陣」が求められています。

いわゆる前述した首相に外交権も含めた全権を委譲させる「大統領権限代行」のことです。

しかし、大統領権限代行は違憲との見方もあります。

パククネ大統領は逮捕される?

韓国では大統領が就任途中に逮捕されることはありません。

しかし大統領で無くなれば逮捕されます。(法律違反があれば)

このままだと大統領を退任した後はどうなるかわかりません。

韓国の歴代大統領の末路は悲惨なものです。

亡命する者、逮捕されるもの、自殺に追い込まれる者・・・。

パククネ大統領の父親でもある朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領は暗殺されました。

退任後のパククネ大統領の運命は良いものとは言えなさそうです。

今後

パククネ大統領の任期はあと約1年2ヶ月です。

しかし今となっては実質的に大統領としての職務遂行が不可能な状態になっています。

リーダーシップも権威も喪失した今、パククネ大統領は窮地に立たされています。

退任するか任期いっぱい務めるのか、今後はパククネ大統領の判断に任されています。

この判断によって未来は変わります。

今後の動きに注目です。

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