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死刑執行された男性死刑囚、田尻賢一死刑囚とは―執行した理由

   

2016年11月11日午前、法務省は死刑囚1人の死刑を執行しました。

今年3月以来の執行で、金田勝年氏が法務大臣となってからは初の死刑執行です。

執行された死刑囚は一体誰なのか、そしてこのタイミングで執行する理由とは何なのでしょうか。

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前回死刑執行された死刑囚は

前回の死刑執行は今年3月で2人の死刑囚が刑を執行されました。

鎌田安利死刑囚

鎌田死刑囚は1985~94年にかけて女児を含む女性5人を殺害した事件で死刑が確定しました。

95年のオウム真理教の事件に隠れがちですが、稀に見る凶悪犯罪です。

執行当時75歳でした。

吉田純子死刑囚

吉田死刑囚は、共謀した元看護師3人のうち2人の夫を保険金目的で殺害した事件で死刑が確定しました。

98年と99年に事件を起こしています。

他、数々の余罪も発覚し、約2億円を不当に得ていました。

死刑確定から執行までが遅い理由

明確な理由はありませんが、一説によると死刑囚が「死」というものを受け入れるまでの期間を設けているため、と言われています。

執行されるかどうかはその日の朝に言い渡されます。

それまでの間、死刑囚は今日か明日か・・・と毎日毎日「死」への恐怖と戦うのです。

そうしている間に初めは荒くれ者で凶悪な罪を犯した死刑囚でも、命の大切さを嫌でも思い知ると言われています。

自分の起こした事に対して悔い改めてからの執行、という例が多いようです。

あくまでも一説です。

死刑執行までの期間は平均で7年です。

田尻賢一死刑囚

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出典:http://matome.naver.jp/odai/2139761192492458201

今回執行されたのは田尻賢一死刑囚(45)です。拘置先は福岡でした。

生い立ちなどは情報が乏しく詳細はわかりません。逮捕当時は39歳、無職でした。

親族や金融機関に多額の借金がありました。

また結婚もしていましたが、妻以外の女性と交際していました。

2011年に熊本で女性を強盗目的で殺害した事件で逮捕。1年半前に運送会社に勤務していた時に被害者宅に目をつけていたとのこと。

さらにそこから8年前に起こした強盗殺人も発覚し、4年前に死刑が確定していました。

裁判員制度下では2例目となる死刑執行でした。

なぜ今の時期の執行なのか

先月に初めて、日本弁護士連合会が死刑制度の廃止を目指す、という宣言を出したばかりでした。

この宣言に対し、犯罪被害者を支援する弁護士らの反対の声が相次いでいました。

その最中での死刑執行。

死刑制度に反対派と賛成派の議論が激化しそうです。


 

今回の執行により、拘置所などに収監されている死刑囚は128人となりました。

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