2017年の干支は丁酉(ひのととり)です。
ちなみに2016年は丙申(ひのえさる)でした。不倫やらお金に関する騒動など、色んなことが明るみになった年でした。
では2017年はどんな年となるでしょうか。
災害や犯罪の増加など、楽観できる年とはならないようです。
2017年の干支「丁酉(ひのととり)」の意味とは
2017年の干支は丁酉(ひのととり)と始めにも書きましたが、この丁酉とは一体どんな意味を持っているのでしょうか。
まず、干支というのは「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」を組み合わせた「十干十二支」を単に「干支」と呼んでいます。
十干とは木・火・土・金(ごん)・水の五行(ごぎょう)を兄(え)・弟(と)に分けたもので、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類に分けられます。
十二支とは子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類に分けられており、十干と同じように五行の意味も持っています。
このことから、丁酉を五行の観点から見ると
- 丁・・・火の弟(と)とも書き、人工的な火を表す
- 酉・・・醸という文字が元となっており、加工された金属を表す
という意味を持っています。
火は金属を溶かしてしまいます。このことからあまり良い組み合わせではないことがわかります。
このような状態を「相剋(そうこく)」といい、この関係は天地の平衡が失われるという意味を持っています。
ちなみに2016年の「丙申(ひのえさる)」もこの「火(丙)が金(申)を溶かす」相剋でした。
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2016年も波乱の年でしたが、2017年も楽観視できないようです。
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2017年はどんな年?
丁には亭・停留・壮丁という意味もあり、成長した後に勢いが止まり、一人前として認められた状態とも言われます。
酉は熟成・発酵という意味もあり、果実が十分に熟した完熟状態とも言われます。しかしこれは裏を返せば物事の腐り始めというふうにもとれるのです。
この二つの組み合わせがどんなことを表すのでしょうか。
ずばり、終焉と始まりの年、ととらえることが出来ます。
世の中では結婚や離婚、再婚など、今までの生活環境がガラリと変わる人が増えるでしょう。
引越しや転職など、新たなことが始まる予感です。同時に新たなことにチャレンジする人が増え、習い事やスクールに通い始める人や、会社を辞めて独立する人も出て来そうです。
新しく良いスタートが切れる人ばかりなら良いのですが、中には物事の終焉により諦めモードに入る人もいるようです。
世の中に諦めの雰囲気が漂い始めてしまうと、風紀が乱れて犯罪が増える可能性がありますので注意が必要です。
2017年は水害の年?
干支の観点ではなく、九星気学の観点から2017年を見ると一白水星の年となります。
簡単に言うと「水の年」。
湿気が多く、異常気象も起きそうです。
台風などの嵐の多い年となりそうなので、水害に注意が必要です。
最近は地震活動も活発になっているので、災害に対する備えをきちんとしておきましょう。
まとめ
いかがですか?
波乱となりそうな2017年ですが、良い年にするのも悪い年にするのも、全ては自分自身の気持ちの持ちよう次第だったりします。
プラスに物事を捉え、2017年も良い年にしていきましょう!