辛い口内炎、肩こり、頭痛…。これらに悩まされている方は少なくないようです。
口内炎は痛くてときには食事すらまともにとれなくなる厄介者です。
ひどい頭痛になると泣きたくなるほど辛いものです。心中お察しします。
早く治すのはもちろん、再発しないように予防することも大切です。
治す方法はもちろん、原因、予防法についてまとめてみました。
Contents
知らなかった!口内炎、肩こり、頭痛の関係性
肩こり、頭痛はとても関係の深いものだという認識がある方は多いのですが、「口内炎」がそこにプラスされる、というのは意外かもしれません。
口内炎、頭痛、肩こりに共通する3つの原因
まず、一つの大きな原因は眼精疲労です。
眼精疲労とは、ただの「疲れ目」とは異なるものです。症状は、目のかすみや痛み、頭痛、肩こり、吐き気、めまいなどです。休息をとっても症状が残るほどの重い症状のことを言います。
眼精疲労になると、体の中にある「ビタミン群」が消費されてしまいます。
その結果、ビタミン不足となり口内炎を引き起こします。
目の活性化や栄養に欠かせないのはビタミンA、ビタミンB群などの「ビタミン群」です。口内炎は、これらのビタミン群が不足すると発症しやすいという点で眼精疲労と共通しています。
二つ目は「ストレス」です。
身体のストレスの原因である、日々の睡眠不足、生活習慣の乱れや栄養不足は抵抗力を低下させ、口内炎や眼精疲労からくる頭痛、肩こりを引き起こします。
また、精神的なものからくるストレスは、過度な緊張から、肩こり、頭痛を引き起こします。さらに抵抗力も下がるので、口内炎もできやすくなります。
三つ目の原因は「虫歯」や「歯肉炎」です。
これらが口腔内にある方は、口内炎もできやすい状態です。歯石などが蓄積し、雑菌などが繁殖している悪い環境にあるからです。あとは痛みによるストレスです。
そして虫歯はひどくなると頭痛も引き起こします。精神的ストレスと噛み合わせの悪化が主な原因です。噛み合わせが悪くなると、肩こりも引き起こします。噛み合わせの悪さは顎周辺の筋肉を過度に緊張させ、血行不良となることが原因です。
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治し方、予防法
口内炎と頭痛、肩こりに共通する原因がわかったところで治し方と予防法をみていきましょう。
1.ビタミン群を摂取する
眼精疲労が頭痛と肩こり、口内炎の原因となっているのならまずは眼精疲労を改善させましょう。
そのためにはまずビタミン群を摂取しましょう。そのビタミン群というのは
- ビタミンA
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB12
- ビタミンE
などが目の栄養分、目の疲労回復に役立つ、と言われています。
特にビタミンB2は口内炎を改善する効果もあります。
食事で摂取するのであればレバーや青魚、豚肉、乳製品に多く含まれます。
痛みで十分な食事を摂るのが困難であれば、サプリメントから摂取するのがおすすめです。
眼精疲労にはブルーベリーのサプリメントもおすすめです。
普段からバランスのとれた食生活に加え、緑黄色野菜を積極的に摂ることを心がけることが予防につながります。
2.十分休息をとる(ストレス解消)
次に十分な休息をとり、ストレスを解消させましょう。
シャワーだけで済ませず、たまにはゆっくりと38~40℃くらいのお湯につかりましょう。リラックス効果だけでなく、血行も良くなり、肩こりが軽減されます。
十分な睡眠も大切です。できれば一日8時間の睡眠を三日続けてみてください。どうしても無理なら部屋を真っ暗にする、寝る前の二時間前までに食事を済ます、など環境を整え睡眠の質を上げるようにしてみてください。
弱った抵抗力が回復して口内炎も改善するでしょう。
趣味に没頭する、アロマオイルなどを使用するなど自分にあったリラックス方法、ストレス解消方法を実践しましょう。
長時間パソコンやスマホを見続けることも口内炎、頭痛、肩こりにつながる眼精疲労を引き起こします。一時間ごとに15分の休憩をとるようにしましょう。
こまめな休憩、ストレスを溜めない生活が頭痛、肩こり、そして口内炎の予防になります。
3.歯の治療を受ける
歯の治療に行くのがめんどくさい…、怖い…という方も少なくないと思いますが、ちゃんと行きましょう。
治療の痛みより口内炎や頭痛の痛みの方が痛いです。最近は治療法も進化しているので痛くないことの方が多いくらいです。
早めの治療を受けることで口内炎、頭痛、肩こりがすぐ治る、予防できるだけでなく、治療費が高額になることも抑えられます。
そして半年に一度定期健診に行くことで予防、早期治療ができます。
最後に
これらを試して、頭痛や口内炎が2週間以上治らない、というときは病院へ行ってください。
眼精疲労が改善されない場合は眼科、口内炎が治らないときは歯科、内科、口腔外科に行きましょう。
他の重大な病気が隠れている場合がありますので、気をつけてください。
あくまで今回紹介した改善方法は頭痛などを伴う場合なので、人によっては効果が出ない場合もあります。
治らない場合は無理せず、薬やお医者さんに頼りましょう。お大事に!