amazarashiとは、青森県青森市在住の秋田ひろむさんを中心としたロックバンドです。顔だけでなく、その実体もベールに包まれた謎多きバンドです。
そんなamazarashiが2013年5月31日、渋谷公会堂でライブ「ねえママ あなたの言うとおり」を行ないました。そこからの東名阪ツアーでした。
「ねえママ あなたの言うとおり」というアルバムを出してからのツアーだったので、セトリはこのアルバムが中心でした。
このツアーの一発目、5月31日、渋谷公会堂で行なったライブの感想・レポート、この日の会場の雰囲気、セトリなどまとめました。
※ちなみにamazarashiのライブは紗幕に映像をバンドの演奏に合わせて投影し、その紗幕のすぐ向こう側にメンバーがいます。なので顔は見えない仕組みです。
セトリ
- 僕は盗む
- ジュブナイル
- アノミー
- 夏を待っていました
- 風に流離い
- つじつま合わせに生まれた僕等
- 光、再考
- ラブソング
- デスゲーム
- ムカデ
- 春待ち
- 未来づくり
- パーフェクトライフ
- 美しき思い出
- この街で生きている
- 性善説
前回のライブから曲数が1曲増えました。MCは美しき思い出の前にあり、青森県むつ市から青森市へ引っ越した、という短い内容でした。
感想・レポート
正直この日のライブは度肝を抜かれました。
半年前の同じ場所でのライブとは思えないほど成長したamazarashiでした。
まばたきする暇もないほどamazarashiの世界に引き込まれました。
初めの「僕は盗む」からぶっ飛ばしていました。勢い衰えることなく5曲目を終え、すこし6曲目の「つじつま合わせに生まれた僕等」7曲目の「光、再考」で落ち着きましたが、また次の「ラブソング」で圧倒されました。いつもライブでは前口上を歌ってからの「ラブソング」なのですが、そこでいつも鳥肌が立ちます。歌詞を載せるのはあんまり、だったので実際ライブに足を運んで、自分の耳で聞くことをオススメします。
こんなにも力強いamazarashiを聞いたのは初めてでした。セトリも緩急ついていて全く飽きません。
「デスゲーム」と「ムカデ」はライブでは初めて聞いたのですが、「デスゲーム」はギターとドラムがとても印象に残っています。「ムカデ」はライト演出だけだったので個人的には物足りない印象でした。ストロボも苦手です。歌声は力強かったのですけど…。
その後は落ち着いたナンバーが続き「パーフェクトライフ」では涙する人も多かったように思います。
最後の「性善説」は音源とは全く違って、というより演奏が全く音源と印象が違う感じでした。
思った以上にロックで、秋田さんがアコギをかき鳴らすその姿にその伝えたいことや思いが表れていて、自然と涙したのを覚えています。
トリにふさわしい楽曲でした。
終わった後、新曲の音源が流れ出して、皆聞き入っていました。
後にわかるのですが、その時は全く知らず、(インディーズから知ってる方はわかっていたみたいです)一発目聞いたその時から好きになりました。
「ドブネズミ」という曲で、もちろん今も好きです。
ライブが終わってからもしばらく余韻から抜け出せず、追加公演が次の日にまた同じ会場であり、また見に行く予定だったので、明日もとても楽しみにしていたのを覚えています。
半年前から大きく成長したamazarashiを聞けて本当に嬉しかったです。
最後に
ほとんどメディア露出が無いバンドなだけに、YouTubeなどで映像と音源だけ聞いてとても好きになる方が多いのですが、ライブとなると全くどんなライブになるのか想像が付かず、不安に思ってライブに行くのをためらう方が居るのも事実です。
ですが、声を大にして言います。
必ずライブには行ったほうが良いです。
感動して泣く人も大多数です。音源とライブとでは感じるものが雲泥の差です。そして何度も行きたくなります。
ぜひ、生の「amazarashiの声」を聞いてください。
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