暖かくなり、今年もこの時期がやってきました。
そう、害虫の季節です。
今回は特に多くの人々から嫌われているゴキブリ(以下:G)の退治方法についてです。
殺虫剤を使うのもいいのですが、ペットや小さなお子さんのいる家庭ではなるべく使いたくないものです。
そこで今回はGと対峙したとき、殺虫剤以外での退治方法についてまとめました。
Contents
殺虫剤以外でも方法はたくさんある
退治方法で真っ先に思いつくのは殺虫剤だと思いますが、それ以外でも退治できる方法は意外とあります。
1.叩き潰す
いきなりこんな荒業ですが、一番効果的な方法です。
しかし後処理が大変だったりします。
これが平気な人は物理的にしとめるこの方法が確実でしょう。
2.洗剤をかける
台所で遭遇したときは有効です。
Gは昆虫です。昆虫は気門呼吸をしています。気門は油で水が入らないよう守られています。界面活性剤のはたらきで油を落とし、その気門を塞いでしまえば窒息死します。
しかし死ぬまでに数分かかるので、その間に逃げられてしまう可能性があります。
ファブリーズなども界面活性剤やエタノールなど、油を溶かす成分が入っているので有効ですが、即効性はないので足止め用、くらいに思っておきましょう。
3.油をかける
上の洗剤をかける原理と同じです。油同士溶け合うので、気門を塞いで窒息死します。
しかしあと片付けが洗剤よりも大変なのと、即効性が無いのが厄介です。
4.アルコールをかける
これも台所で遭遇したときは有効です。
キッチン用アルコール除菌スプレーや消毒用エタノールを吹きかけましょう。
呼吸器の麻痺の効果があります。死ぬこともありますが、気絶しただけ、ということもあるので注意が必要です。
また、高濃度アルコール(50%)以上のお酒をかけると急激な気化熱により変温動物のため死にます。
アルコール度数96%のスピリタスが最強のようです。
5.熱湯をかける
瞬殺できる有効な方法です。変温動物のGは即死します。(1秒以内)
ただしすぐにある程度の量の熱湯が準備できる状況でないと難しいところです。少量の熱湯では効かず、確実に当てなければなりません。そして振動に敏感ですぐ逃げるので、注意が必要です。
あとは家電製品にかけないように注意したり、自身や他に火傷を負わせないよう場所を選ぶ必要があります。
ですが後片付けが洗剤などに比べるととても楽です。
6.掃除機で吸引
掃除機で吸引するとGは一時的に気絶します。
紙パック式ならすぐに取り出して完全に密閉してすぐ捨てる、熱湯や洗剤をかけて絶命させてから捨てるなどしましょう。殺虫剤を掃除機に吸わせると、ガスがモーター内の火花に引火して発火するおそれがあるので絶対にしないでください。
吸ったままにしておくと出てきたり、中で繁殖するおそれがあるので、すぐ処理してください。
7.ドライヤーの熱風をあてる
熱に弱いということは、熱湯だけでなく熱風にも弱い、ということです。
しかし、逃げ場を無くしたGに集中的にあてなければなりません。
ドライヤーを持って追いかけることもなかなかできませんので、洗剤やファブリーズなどで弱らせてから熱風を当てるのも手です。
いかがですか?
今回は対峙したときの対処法を紹介しました。
侵入を防ぐ方法もありますので、根本から防ぐことも同時に実践しましょう!
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