インフルエンザ予防の時期になってきましたね。
これから予防接種に行かれる方も多いことかと思います。予防接種について詳しいことはこちら→インフルエンザの予防接種2015…料金や時期、効果期間は?
予防接種後に副作用で発熱してしまったら…!特に小さなお子さんや高齢者の方の場合は不安になることと思います。
副作用時はどうしたら良いのか、ぜひこの記事を読んで予防接種前に心得ていただけると幸いです。
インフルエンザの予防接種後
ワクチンを接種した後、注意しなければいけないのは副作用です。
副作用は接種後数日の間に表れ、4~5日後に症状のピークを迎え、一週間程で治まっていくのが通常です。※(アレルギー反応による強い副作用は接種後30~1時間の間で出ます)
アレルギー反応以外で全身に出る副作用の例として、
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- 吐き気・嘔吐
- めまい
- 鼻水
- 咳
- 下痢
- 関節痛
などがあります。
その中でも今回は発熱についての対処法をまとめてみました。
接種後発熱したら
予防接種後の発熱は、身体の防御反応であり、危険性は少ないと言えます。症状は微熱であったり、高熱が出たりとさまざまです。
インフルエンザ予防接種のワクチンは「不活化ワクチン」を使っていて、ウイルス自体は生きていませんので、インフルエンザに感染することはありません。
インフルエンザ予防接種後に発熱したから、ウイルスに感染したのではないかというのは一概には言えません。出典:http://www.健康大学.net/986
とあるように、風邪の時と同様の対処方法で大丈夫です。心配であれば、様子をみて医療機関で受診することをおすすめします。
身体を温める
身体は冷やさないように工夫しましょう。手足が冷えると悪化するおそれがあるので、湯たんぽなどで暖めましょう。
汗をかいたら、シーツやパジャマなどはこまめに交換しましょう。
暖かい飲み物を飲む
生姜湯を飲んだりして身体を温めるといいです。生姜は血行を良くして、身体を温める働きがあります。
熱が出ているときは汗をかくので水分補給にもなります。はちみつ生姜レモンやすりおろしリンゴに生姜を入れたり、生姜黒糖湯などがおすすめです。
リンパが集まる部分は冷やす
首の周りやふとももの付け根、脇の下などは大きな血管、リンパ管が集まっており、ここを冷やすと効果的に上がりすぎた体温を下げることができます。
冷やしすぎには注意しましょう。
高熱が出た場合
微熱ではなく高熱が出た場合、解熱剤を使いたい場合もあると思います。
原因がインフルエンザでなければ、解熱剤を使うことができます。
ただし、素人では判断しかねますので成分がアセトアミノフェンの解熱剤を選ぶようにしましょう。
子どもで、インフルエンザを発症していた場合、インフルエンザ脳症になるリスクもあるため、バファリン、ロキソニン、イブプロフェン、ボルタレンなどの解熱剤の使用は禁忌です。
まとめ
これから予防接種に行かれる方も、予防接種に行かれた方も、インフルエンザ対策は手洗いやマスク着用などのほかの予防対策と併用していきましょう!
みなさまのご健康をお祈りしています。