悲しいことに今年も6月に祝日がありません。
ゴールデンウィークも終わって、五月病になりそうな人やなった人にとっては悲しい事実です。
一体なぜなのでしょうか。そして今後祝日が6月に増える予定や可能性はあるのか、調べてみました。
6月に祝日が無い理由
それは
記念になる出来事が無い
祝日というものは「天皇のお誕生日」であったり、「憲法が施行された日」であったりと、お祝いしたり記念になる日が選ばれています。あとは季節の節目である「春分の日」や「秋分の日」などです。
そのような日が6月には無い、ということから作られていないそうです。
学生さんや祝日が休みになる方にとってはなんとも悲しい事実です。
今後祝日ができる可能性は?
祝日は上記したように「何かの記念日」である必要があります。
11月3日は明治天皇のお誕生日、4月29日は昭和天皇のお誕生日ということで、可能性として考えられるのは皇太子さまの誕生日です。
気になる皇太子さまの誕生日は・・・
2月23日
です。
では愛子さまは・・・
12月1日です。
では悠仁さまは・・・
9月6日です。
ということで6月生まれの方はいらっしゃいませんでした。
そもそも天皇のお誕生日が祝日になるとも限りません。
事実、大正天皇のお誕生日である8月31日は祝日ではありません。
そしてこのような事情もあります。
これ以上授業数を減らせない
バブル時代に祝日を増やそうというはたらきで、「海の日」やハッピーマンデー制度ができました。
そして教育の場ではゆとり教育の影響で土曜日の授業もなくなりました。しかしそのゆとり教育が問題視されはじめ、授業数を増やす必要が出てきました。
なので子どもたちの学校の日数(授業数)をこれ以上減らせない、という理由です。
日本は先進国の中でも祝日の数は少ないとは言えず、むしろダントツで多いのも事実です。
今のところ、これ以上祝日を増やす理由は無いようです。
このことから、6月に祝日が増えることは無に等しいのかもしれません・・・。
あとがき
祝日ができることで喜ぶ人は一部の人であることを忘れないで欲しいと思います。
有給休暇が取りづらい日本では、祝日が増えることで文句を言われない休みができるので良いと思いがちですが、それでは余計に有給休暇がとりづらくなってきます。
祝日の間に溜まった仕事も片付けなければならないし、落ち着いたと思った頃にはまた次の祝日がやってきます。
有給消化率を上げるよう、祝日を増やすのではなく別方向から対策していくべきではないのかな、と思います。
そして様々な業務体系の企業も多く存在します。
祝日が休みになる職種ばかりではない、ということも忘れないで欲しいですね。
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