花粉症の方にとって辛い季節がもうすぐやってきます。
花粉がたくさん飛びだしてから対策する方も多いかもしれませんが、対策は早め早めが肝心です。
症状がまだ出ていなくてもできる対策がたくさんあります。
ピークを迎える前に、症状を予防、または少しでも軽くすることができるかもしれない食品についてまとめてみました。
乳酸菌を含む食品
花粉症の予防に効果的なのは、自身の免疫力を高めることです。
乳酸菌を含む食品には、腸内環境を整え免疫力を高めてくれる効果があります。
主な食品は
- ヨーグルト
- 納豆
- 醤油
- 味噌
などの発酵食品です。
中でも「L-92乳酸菌」という乳酸菌を含む食品は、花粉症などのアレルギー症状に対して有効である、という研究結果も出ています。L-92乳酸菌について
ポリフェノールを含む食品
ポリフェノールには、カテキンやイソフラボンなどを含む、約5000もの種類があります。その中には、目のかゆみや鼻水などのアレルギー反応の原因となる刺激物質「ヒスタミン」の生成を抑える効果があるものもあります。
主な食品は
- レンコン
- たまねぎ
- 大豆
- りんご
- ぶどう
- いちご
などです。実はほとんどの野菜や果物に含まれています。なぜなら植物が光合成することによってできた色素や苦味の成分だからです。ということは、色素や苦味が多いものにはたくさん含まれている、ということです。
ポリフェノールは、表皮や種子に多く含まれている為、皮ごと、まるごと食べる事が大切です。丸ごと食べられるフルーツをジャムにしても良いでしょう。熱にも強いので、調理しても大丈夫です。
また野菜には、免疫機能を高めてくれるビタミンやミネラル、腸内環境を整えてくれる食物繊維が豊富に含まれているので積極的に摂取したいところです。
DHAやEPAを含む食品
DHAとはドコサヘキサエン酸、EPAとはイコサペンタエン酸というオメガ3系脂肪酸のことです。これらは「ヒスタミン」以外のアレルギー症状の原因になる「ロイコトリエン」の生成を抑える効果があります。
主な食品は
- あじ
- さば
- いわし
- さんま
- たい
- カキ
などの魚介類です。特に青魚に多く含まれます。
DHA・EPAは体内では生成されませんので、継続的に食品から摂取する必要があります。ただし摂り過ぎもよくありません。
厚生労働省は、国民の健康維持を目的とした基準の中で、DHA・EPAの目標摂取量を1日1gと推奨しています。
EPA・DHA合わせて1gというのは、およそ90g以上の魚に値し、大き目の魚の切り身一切れ分に相当します。刺身の場合は、マグロのトロで 2~5切れ、ハマチで3~5切れに当たります。脂がのっているほうが含有量は高くなるので、できるだけ新鮮なものを食べることが推奨されます。また、焼 く、煮るなどの調理によって含有成分の20%が流れ出てしまうこともわかっているため、刺身など、できるだけ生のまま食べることが理想といわれています。 ただし、魚によっては調理したものでも十分な含有量を含むものがあるので、種類によって食べ分けてもいいでしょう。出典:http://www.skincare-univ.com/article/011195/
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お茶
ポリフェノールである「カテキン」を含むお茶には、「ヒスタミン」の生成を抑える効果があります。また副作用もなく、小さなお子さんからお年寄り、妊婦さんや授乳中の女性の方まで安心して飲むことができます。
効果のある主なお茶の種類は
- 甜茶(てんちゃ)
- 緑茶
- べにふうき茶
- ルイボスティー
- シジュウム茶
などです。自分にあったお茶を探すのが少し面倒ですが、効果があるお茶を毎日飲むだけで花粉症の症状が緩和された、という話もよく聞きます。
ルイボスティーはアレルギー緩和効果あるよ 俺の花粉症治ったし
— ホルスは夢を見てる (@Gia2701) 2015, 12月 5
花粉症の季節に入る前に、休憩時間毎とか隙あらば緑茶を飲む習慣を付けるといいですぜ ガチオッタマゲルぐらいに花粉症治まる
— だしゃ@真4F待機 (@dasher_ninezero) 2015, 11月 6
花粉の飛散が始まる1ヶ月前から飲み始めるのが理想です。
症状が始まってから飲み始めても、症状の緩和や、悪化を防ぐ効果が得られます。
毎日の食生活にぜひ取り入れたいところです。
まとめ
いかがですか?
なるべく薬に頼りたくない方は積極的に
- 発酵食品
- 野菜
- 果物
- 魚介類
- お茶
を毎日の食生活に取り入れてみましょう。
あとは規則正しい生活を心がけて、これからの花粉症の季節を乗り切りましょう!!
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